- 2025.10.27
- デザイン
顔写真入りのクリニック看板が多いのは...

クリニックの看板で、
院長先生の顔写真入りデザインをよく見かけませんか?
(※画像は、Chat GPTの生成画像です)
実はこれ、「ザイアンス効果(単純接触効果)」と呼ばれる
心理学の法則が関係しています。
アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが
1960年代に提唱した理論で、
「人は、繰り返し接触した対象に対して
好意や親しみを持つようになる」というものです。
毎日通る道で同じ顔を見るうちに、
「なんだか知っている気がする」
「信頼できそう」などと感じるのです。
医療機関のように
“初めて訪れるにはハードルが高い場所”では、
顔写真入りの看板が、
安心感と信頼感を自然に育てる役割を果たします。
ポイントは、清潔感のある自然な表情で、
ホームページやチラシなどでも一貫した印象を保つこと。
小さな「顔出し」が、患者さんとの最初のつながりになります。
……とはいえ、
「あら、素敵な院長❤」なんて理由から
来院する方も、いらっしゃるかもしれませんね(笑)