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  • 2022.02.10
  • やってみた
  • Facebook広告やってみた

  • 小規模事業者持続化補助金で採択された「新規顧客獲得へのHP開設とコロナ禍に役立つ代弁Tシャツの制作」の中でFacebook広告も取り組みの中にコロナ代弁Tシャツの集客方法として入れていました。ホームページの仕様変更がありFacebook広告の予算を10,000円に減らしましたが、集客はもちろん、2種類の広告を打って反応を比較するのも大切な目的でした。
    まず、オーディエンス(Web広告業界では広告を配信するターゲットのことを指します)は、下記のように地域をコロナ感染者数の多い東京と大阪に設定し、年齢はお酒を取り扱う飲食店スタッフ(学生アルバイトなど)から飲食店オーナーの年齢を想像し20歳~59歳。実は最初は18歳~に設定しようとしましたが広告画像にビールが写っておりFacebook広告ポリシーの中に「未成年者への広告は、不適切なものや危険、搾取に繋がるもの、誤解を招くものなども禁止」とあったのでビールのせいで審査落ちにならぬよう年齢を20歳に引き上げました。
    また、詳細ターゲット設定として興味・関心の喫茶店またはダイナー、業種は食品・レストランを選びました。これは、飲食店で働く人はもちろん、お店を利用するお客様にも知っていただきお店のスタッフやオーナーへの口コミに期待する為です。


    そして目的は「コロナ代弁Tシャツ」を販売する「よこたみせ」へのアクセス増加です。ボタンを「詳しくはこちら」にしてリンク先は、よこたみせの https://shop.yokotade.com/ に設定しました。広告は2種類、総予算は10,000円、期間は10日間なのでA.Bそれぞれ1日の予算は500円となります。予算は、リーチ数(簡単に言うと広告を見たユーザー数)とクリック数(広告を見てクリックしリンク先に行った数)で消化されていきます。ちなみにInstagramにも併せて掲載することもできますが今回はfacebookのタイムライン上のみの表示にしました。


    広告のデザインは東京向けにネットショップのイメージに合わせたAのあっさりした広告を、大阪向けにはBのこてこてのネタ的な広告をと思いデザインを考えました。ちなみにBの広告は一時話題になったホリエモンさんを模したわけではありません。


    この内容で大阪・兵庫・京都にまん延防止重点措置が発令された1月27日から2月4日までの10日間掲載しました。掲載中も「いいね」や「コメント」をみたりクリック数などを確認しながら一喜一憂していました。そして10日間経った状態(いいねやコメント)と結果がこちらです↓
    ※念のため、コメントされた方の名前はぼかしておきます。

    【Aの結果】


    【Bの結果】

    ご覧のように「いいねの数」はあまり差がありませんが「コメントの数」は、あっさりのA広告の0に対し、こてこてのB広告は3人の方がコメントされています。
    そしてリンクのクリック数を見るとA広告の120(リーチ4992)に対し、B広告は508(リーチ5174)と4倍のクリック数を稼いでくれました。Bの広告を見た約10人に1人はリンクをクリックしてくれたことになります!今回は「こてこて強し!」でした。
    今回、初めてFacebook広告を利用しましたが「やって良かった」が正直な感想です。広告予算もあればFacebook広告の専門業者にお任せするのも良いと思いますが、このコロナ禍に飲食店を切り盛りする個人事業主の方には難しいかもしれません。この記事がそんな飲食店オーナーさまやコロナで影響を受けた中小企業の皆さまの少しでも参考になればうれしいです。
    えっ?「それで結局、コロナ代弁Tシャツは何枚売れたん?」ですって?
    それは、 ひ・み・つ(笑)

    よこたみせ