先日、若い頃にお世話になったデザイン会社の社長さんが亡くなったという連絡をいただきました。72歳だったそうです。昔から煙草が好きで、いつお会いしても、手には煙草がありました。出会った当時の私は、まだアシスタントデザイナー。仕事のこと、広告のこと、たくさんのことを教えていただきました。なかでも心に残っているのは、私の結婚式にいただいた電報の言葉です。「奇をてらった広告より、 きれいな広告の方が人の心に残るものです」Aさん、きれいな広告も作れるようになりましたよ...心よりご冥福をお祈りいたします。合掌。