- 2022.07.01
- デザイン
透かし(ウォーターマーク)が入った画像の掲載はご注意を
先日ネットニュースを見ていると
某選挙区に立候補した候補者が自身のTwitterで、ある政党ポスターを公開したのですが、「Adobe Stock」という透かしが入ったままの、フォトサービスでライセンスを購入する前の状態の画像をアップした為、ネット上で「無断使用」と批判が殺到。後日、候補者が自身のTwitterで、「ちゃんとライセンスは取ってますから大丈夫です。デザイン段階のものをあげてました」と釈明。 というような内容でした。
「Adobe Stock」というのは、写真、イラスト、動画などたくさんのコンテンツを販売しているサイトで広告やホームページなどで使用する場合は既定の料金を払った後にダウンロードして使用することができます。私もお仕事や本ブログに使うイメージ画像などでも使用しています。もちろん購入した上で使用、公開しています。
ちなみに購入前の透かしが入った状態がこちら↓「Adobe Stock」という透かしが入っています。勝手に使われないために入れているのとブランド戦略でこの画像はどこのものだという意味合いもあったりします。また#418722030と番号も記載され、購入の際、サイトで番号検索してスムーズに購入できるようになっています。
そして購入後の画像がこちら↓
透かしや品番などもありません。画像のサイズも違います。この画像の場合は、
【購入前】
667×1000pixel(ピクセル)/ 198KB(キロバイト)
↓
【購入後】
2639×3958pixel(ピクセル)/ 1.95MB(メガバイト)
差がわかりやすいように並べて配置したものがこちら↓
私もデザインに使用するかしないかわからない段階で
お客様にお見せ(ご提案)する場合は購入前のものを入れて雰囲気をご確認していただきますが、使用が確定すると必ず購入し差替えて印刷や公開をしています!
購入前の段階のものを一般に公開する場合は、注釈を必ず入れた方がいいですね。と、いうより誤解を招く恐れがあるので公開しない方が賢明です。
みなさん、ご注意くださいね。