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  • 2024.01.17
  • プライベート
  • 29年前の今日の話

  • 平成7年1月17日5時46分に阪神淡路大震災が起こり、
    6434人の命が奪われ、3人が行方不明となりました。

    当時、私は彼女と同棲しており、
    突き上げられるような衝撃と彼女の悲鳴で飛び起きました。
    膝を曲げた状態でお互いの肩につかまり
    今まで体験したことの無い揺れに耐えながら
    「ノストラダムスの大予言や!人類滅亡の日が来た~」と
    本気で思っていました...

    そして、とりあえず強い揺れがおさまり
    隣のマンションの1階駐車場に停めた車のラジオから
    「只今、淡路島北部を震源とした非常に大きな地震が発生しました...」
    とのニュースが聞こえてきたので、
    TVで確認しようとしても停電でつかず
    彼女と「近くの学校に避難しよう」と
    すぐに着替え車で飛び出しました。

    しかし、近くの中学校に行っても誰もおらず
    「早すぎたかな」と言いながら
    当時近所に住んでいた社長の家の前を通ると
    ベランダに社長の姿が!
    まぬけにも社長に「今日、会社行きますのん?」と聞くと
    「あほ!阪神高速倒れてんねんで行けるわけないやろ」と言われ
    再び自宅マンションに帰るとなぜかTVがつき
    えらい惨事になっている事を知ったのでした...

    これからどうなるんやろと不安になりながらも
    働き続け、周りの多くの人たちに助けられ
    今では震災があったとは思えないほど
    神戸は復興したと思います。

    そして、今回の令和6年能登半島地震。
    焦らず、今できる事、時が来ればできる事を
    時間はかかっても、みんなが進めていけば
    きっと復興できるのではないかと思っています。

    ちなみに一緒に震災を経験した
    彼女が、今は私の妻です。