制作事例

ヨコタデザイン/活版名刺デザイン

ヨコタデザイン/活版名刺デザイン

ヨコタデザイン

昔からずっと気になっていた活版印刷の名刺。グッと圧がかかり印刷部分が凹み、その周りが膨らむ凹凸の感じが雰囲気あります。ホームページも完成し、よこたみせの開店も近づいてきたので思い切って作ってみました。質感に雰囲気があるので余計な装飾などのデザインはせず、シンプルにまとめます。ただし、ひとつ試したかったことがあります。紙に文字や絵柄の版をプレスして表面を凹ませる加工「型押し(デボス)」です。逆に膨らます加工は「浮き出し(エンボス)」といいます。そこで「何を型押しする?」となるのですが考えていたことがありました。携帯電話の番号です!初めて会う方に教えるのを少し躊躇してしまう昭和の人間です(笑)そこで携帯電話番号を型押しすることで「アレ?印刷されてないけど何か凹凸があるぞ!」と気づいた方は携帯にかけていただけます。と言いましてもほぼ100%気がつくかと思います。

凹凸の具合は活版のプロに相談

「表面のこの文字は圧強めだけど裏面に影響しない程度に」とか「裏面のQRはきちんと読み取れるよう圧弱目で」など相談しながら決めていきました。QRに関しては読み取りすぎるくらいで斜めからでもバッチリ読み取ります。圧のかけ方は、正直もう少し強めでも良かったかな?と感じました。写真に撮るとわかりづらいでしょ(写真の腕のせいかもですが...)あと、活版印刷の名刺は紙が一般的なものより厚いです。200枚刷りましたが通常の100枚用ケース4つでした。そして、印刷加工費もかなり高いです!かなりです!こちらの名刺で1枚150円オーバーです!デザイン費は、もちろん別です。「あ、これ言うと依頼こないかも...」という不安もありますが、「数もそんなに配らないから雰囲気のある名刺を!」とこだわりのある皆さま、ご連絡お待ちしております。

クライアント:ヨコタデザイン