ヨコタデザインではおなじみの日本元気酒場カタギリさま。昨今の物価上昇のあおりを受け各メニューの価格見直しをされました。と言っても元々が安すぎた気も（笑）
電飾（LED）看板は過去に私が提案し「小規模事業者持続化補助金」で設置されたものが7年近く経ちますがまだ現役で活躍中！ということで中の電飾フィルム（バックライトフィルム）の価格や文章などを変更しフィルムを差し替えることになりました。

電飾看板自体は外に面した壁面に設置されていますが歩行者用通路をはさみ向かいのWINS（場外馬券場）が大きい建物なのであまり日は当たりません。本体のクリアパネルもあり、印刷も耐久性の高い屋内・外向け4色溶剤インク使用なので価格も抑えられるラミネート加工ナシを選択しました。変更データを作成し業者さんにネット入稿すると翌日にはフィルムが届き差し替えました。

差替えて点灯すると黒が透ける...

消灯時は問題ないのですが、いざ点灯すると過去のものより明らかに透けています...今回、価格とサポート体制を考え新しい業者さんにお願いしたので早速連絡すると出力時に黒の調整を忘れていたようです。内容を聞くといつもは黒いベタ面には■ブラック100％の部分に■シアン100％■マゼンダ100％■イエロー100％をプラスするよう現場でデータを調整し出力するのですが忘れていたようです（正直な業者さんは信頼できます）業者さんに「黒ベタの部分だけでなく黒文字の部分も同様にしたいので私がデータを再調整して送りますので対応していただけますか」とお願いすると快諾していただき再作成となりました（もちろん追加費用なし）

再作成でバッチグ～

再作成したフィルムが届き早速、差替えに！最初のものと比較すると黒の濃さ（深み）がやはり違います。点灯しても黒が透けないので白抜き文字や黄文字との差もハッキリして見やすくなりました！
紙媒体の印刷でも深みのある黒で印刷したい時はリッチブラックと言われるかけ合わせ■シアン40％■マゼンダ40％■イエロー40％■ブラック100％ですることもあります。（こちらは一般的なかけ合わせの数値で業者さんによって違う場合もございます）さぁ、施工もバッチリできたしカタギリのおいしい焼鳥をいただきま～す！

●日本元気酒場カタギリ・食べログ

●クライアント：有限会社ライジングサン